ありがとうの日々

自分らしく… 楽しく生きたいだけ

死んだと思った日

あれは、そう…遠い昔、二十歳の夏の日に事件は起こった

私が働いていた整形外科の病院に、たまたま、尼崎から仕事に来ていたペンキ塗りのヤンチャな男の子が、仕事中に頭を怪我して、診察に来た

診察の補助をしていたので、頭にガーゼを張ったり、注射をしたりして、話をしてたら同じ歳だとわかり、数日の診察に来たある日に、告白され、付き合うことになった


ヤンチャな男の子、友達が多く、日曜日に早朝野球をしてたので応援に行ったり、夏だったので、海水浴に行ったり、夜景を見に行ったりして、楽しい日々を過ごしてた!


ヤンチャなと言うのは、ちょいヤンキーだったのだが、友達が、少~し「あっ!ヤバイかな(^_^;)」と、思う感じのお人で、乗っていた車も改造車で、地元に迎えに来てくれた時も、マフラーの改造をしていて、うるさいというか、爆音で、みんなの注目の的だった…(-.-)

そして、彼の地元に行き、友達カップルとダブルデート中だった

彼の友達の彼女と車の後部座席に座り、窓を全開で、マフラーの音がまた爆音で、尼の道をチンタラ走っていた
(良い行いではないね(-.-))

そして、その時はついに来た!




私たちの車に前に、黒塗りの高級車、窓も真っ黒な車が止まった

その車の中から、派手なシャツのお兄さん方が、ゆっくり降りてきて、運転している彼氏の横に来た。そして、どすの聞いた声で、
「お前ら、何しとんじゃ!チンタラ走りやがって邪魔!」と一喝!
彼氏さんたちを殴ろうとしている… 私たちは、体がガクブル((((;゜Д゜)))その前に一応、彼氏さんたちから、「後ろの方に体隠しとけよ!」と、優しい言葉を言ってくれていた




後ろの私たちに害が及ばないように考えてくれていたんだ


しかし、そんな生易しい事ではなかった…


窓を全開にしてたのが、悪かった(>_<)


道路の真ん中に止められた車、周りに迷惑をかけている


そんな状況で、車のキーを捕られてしまった!「返してほしかったら、事務所まで来い!」と言われ、黒塗りの高級車に乗って行ってしまった(*ToT)

彼氏さんたち、すぐに車から降り、黒塗りの高級車を追っかけ走っていった。

取り残された私たちは、「あぁ~、もう、この太陽は見られなくなるのか… お父さん、お母さん、ごめんなさい、親不孝な娘で(。>д<)」と、泣いていた


彼氏さんたちが、車を必死に追いかけているのを見たら、信号でスピードが緩くなった黒塗りの高級車の窓から、ポーンと何かを投げた。

あっ、車のキーを投げたのだ!

彼氏さんたちが、これまた必死にキーを取りに行き、無事にキーは返ってきた。


その場所から、即行、立ち去ったのだった


まあ、あの時は生きた心地がしなかった… 本当に恐ろしかった(~O~;)


今、生きていることが、本当に有り難い(^人^)


ということで、あの日から、真面目に生きようと誓ったのでした。


まあ、真面目には生きているつもりです(^.^)



人には優しくの精神でね!